オリモノの悩み

更年期のオリモノが不調な原因は?閉経前〜閉経後のトラブル対処法

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更年期を迎えた女性の多くが、オリモノの臭いや状態の異変に戸惑っています。

  • オリモノが茶色くて、生臭い…
  • 量がいつもバラバラ…
  • ずっと生理が終わらないけど、もしかして病気?

この記事では、閉経前から閉経後のオリモノが異常な原因対策方法を紹介します。

不安や悩みを解消して、更年期を上手に乗り越えましょう。

更年期のオリモノは不安定!臭い・色・量が変化する


更年期には、多くの女性がオリモノの変化を感じます。

オリモノがどう変化するのか、大きく3つにまとめました。

  • 量が減少する
  • 臭いやすくなる
  • 色が変化する

オリモノが変化する理由を、以下で解説していきます。

量が減少する

更年期の女性は、エストロゲンという女性ホルモンが減ることによりオリモノの量が減少します。

エストロゲンの量は20代〜30代をピークに、40代を越えるとだんだん減少してしまいます。

注意が必要なのは、減っていたオリモノが急に増える場合です。

痛みや出血も同時にあるなら、子宮筋腫や子宮のガンの可能性がありますので、婦人科に相談しましょう。

臭いやすくなる

オリモノの量が減ると、膣内の抵抗力が弱くなり臭いやすい環境になります。

膣内の抵抗力が弱くなると、細菌性膣炎などの病気になるリスクが高まるので注意が必要です。

膣内の潤いが減り乾燥し、膣炎を起こして臭う場合もあります。

尿もれシートを使い始めている人もいるかと思いますが、膣周辺に雑菌が繁殖しやすくなるので、シートを頻繁に変えることを心がけましょう。

色が変化する

更年期になると、様々な理由でオリモノの色が変化します。

たとえば膣内が乾燥して膣炎になると、出血が混じった茶褐色になります。

他にも細菌性膣炎になると黄色くなったり、子宮の病気の場合はピンクや茶色のオリモノになることがあります。

オリモノが茶色くなるのは病気だけが原因じゃない

オリモノが茶色いのは病気の場合もありますが、以下のような原因で異常が起こることもあります。

  • 生理の経血
  • 女性ホルモンの乱れ

オリモノが茶色いのは生理の経血が原因かもしれません。

生理がパッタリ止まり閉経を迎えるという人は少なく、大抵の人が日数が減ったり間隔が長くなっていくなど、徐々に閉経を迎えます。

生理が不順になる期間なので、茶色いオリモノがでても焦らず不安になリ過ぎないないようにしましょう。

女性ホルモンが乱れにより不正出血が起こる場合もあります。

更年期は女性ホルモンが大きく変化する期間なので、不正出血により茶色いオリモノになりやすいです。

「イカ臭い」「水っぽい」「粘り気がある」オリモノの状態で考えられる更年期の病気


オリモノは正常な状態だと、少し酸っぱいニオイがあり、無色透明か白っぽい色です。

更年期になると量が少なくなるのはよくあることですが、イカ臭い水っぽい粘り気があるという場合は、病気が原因の可能性があります。

透明でも安心できない!量や臭いに異常がないかチェックしよう

オリモノに異常が表れる病気にはどのようなものがあるのかを、代表的なオリモノの症状と一緒に紹介します。

オリモノの状態 疑われる病気
茶色・黄色
悪臭がある
萎縮性膣炎
薄い灰色・黄色
水っぽい
細菌性膣炎
粘り気があり黄色・黄緑
イカ臭い
トリコモナス膣炎
白いカスが混じる
量が多い
カンジダ膣炎
透明・黄色い
水っぽくて量が増える
クラミジア・淋病
茶褐色・ピンク色
血が混じる
子宮頸ガン・子宮体ガン

更年期になるとオリモノに異常が起きやすくなりますが、放っておくと思わぬ病気を発症している可能性があるので注意してください。

更年期の女性が特にかかりやすい萎縮性膣炎と子宮ガンについて、さらに掘り下げて解説していきます。

女性ホルモンの減少による萎縮性膣炎

萎縮性膣炎(老人性膣炎)とは、膣内の女性ホルモン(エストロゲン)の減少により起こる膣の炎症です。

エストロゲンが減ると、膣の壁が薄くなって乾燥したり萎縮したりして、不正出血を起こしてしまいオリモノが茶色くなります。

閉経後の女性の約50%が萎縮性膣炎になると言われており、オリモノの異常以外にも性交時の出血や、外陰部にかゆみや痛みなどの症状が出ることもあります。

細菌と戦う自浄作用が低下しているので、膣口周辺を清潔に保つようにしましょう。

子宮体がん・子宮頸ガン

子宮体ガンや子宮頸ガンが原因で不正出血すると、オリモノが茶色くなったりピンク色になったりします。

不正出血や下腹部が痛いなどの症状があるのであれば、早めに病院で検査してもらいましょう。

更年期のオリモノが臭う原因はなに?対策方法はないの?


更年期にオリモノが臭ってしまうのは、膣の抵抗力が落ちていることが原因です。

オリモノが臭う詳しい原因と、予防法をまとめてみました。

オリモノが臭うのは乾燥や自浄作用の低下が原因

更年期のオリモノは、以下の原因により臭いやすくなります。

  • 乾燥
  • 膣の免疫力の低下

膣内の乾燥によりオリモノが臭う

40代を過ぎて更年期に入る頃になると、オリモノの量が減り膣内が乾燥するので刺激に弱くなります。

少しの運動などでも、膣内に摩擦が起きて出血するため血生臭いオリモノになってしまいます。

膣の自浄作用が低下してオリモノが臭う

膣の自浄作用が低下すると、膣内に雑菌が繁殖してオリモノが生臭くなりやすいです。

膣内は乳酸桿菌という菌のおかげで酸性に保たれ、悪い細菌が繁殖しないようにする自浄作用があります。

しかし、オリモノの量が減り自浄作用の働きが低下してしまうと、細菌と戦う力が弱くなってしまいます。

膣内に雑菌が繁殖すると、オリモノが生臭くなります。

オリモノが臭わないように対策しよう

  • 膣の抵抗力を下げない
  • 膣内・腟外を清潔にする

膣の抵抗力を下げない

膣内に雑菌が繁殖しづらくなるように、膣の抵抗力が下がるのを抑えましょう。

歳を重ねると、どんな女性でも膣の自浄作用は弱まってしまいます。

ストレスを溜めない、睡眠をしっかりとるなど生活習慣を見直し、膣の抵抗力を下げないようにしましょう。

ボディーソープでデリケートゾーンを洗うのも、膣の自浄作用を弱めてしまうので注意が必要です

これまでデリケートゾーンを普通のボディーソープで洗っていたという人も、膣の抵抗力を弱めてしまう前にケアの仕方を見直しましょう。

膣内・膣外を清潔にして細菌の繁殖を防ぐ

膣の自浄作用が低下するのは仕方のないことです。

外陰部を清潔にし、外部から細菌が侵入するのを防ぎましょう。

陰部は毎日洗い、洗うときは石鹸をよく泡立て、やさしく擦らないよう汚れを落として下さい。

ガードルなどの締め付けがきつい下着は、蒸れて雑菌が繁殖しやすいので控えるのが無難です。

尿もれ用のパンティーライナーやオリモノシートは、雑菌が繁殖しやすいのため頻繁に取り替えるようにしましょう。

オリモノの臭いが気になるからといって、膣の中をお湯やビデで洗うのはよくありません。

更年期ってそもそもなに?閉経前・閉経後の過ごし方


多くの女性がオリモノの変化やデリケートゾーンの異常を感じる更年期。

いったいどんな時期なのか、まとめてみました。

更年期とは閉経を挟んだ前後10年間のこと

閉経を挟んだ前後10年間のことを更年期といいます。

更年期は一般的に40半ば頃で入ると言われますが、30代後半で閉経を迎えたり、50代でも生理が続いている人もおり、タイミングには個人差があります。

閉経っていつくるの?

50歳前後で閉経を迎える人が多いですが、人によってかなり差があります。

最後の月経から1年間月経がなくなると、閉経と判断されます。

急にパッタリ生理が止まるというよりも、量が少なくなったり生理がくる間隔が長くなったりして、徐々に閉経を迎える人がほとんどです。

更年期障害とは

更年期を迎えた人が感じる、心と体のあらゆる不調のことを更年期障害といいます。

厚生労働省の健康情報サイトでは、更年期障害を以下のように説明しています。

男女ともに40歳を過ぎた頃から見られる、様々な体調の不良や情緒不安定などの症状をまとめて更年期障害と呼びます。
女性の場合は、閉経期前後の約10年間に卵巣ホルモンであるエストロゲンの分泌が急激に減少することによって症状が現れます。

引用元: 更年期障害|e-ヘルスネット情報提供

 

膣や子宮は女性ホルモンと密接な関係があるため、更年期に不調が起きやすい部分になります。

更年期の乗り越えかた

更年期障害の症状を軽減させるために、HRTというホルモン補充療法をしたり、漢方・サプリメントなどを服用することも有効です。

ホルモン療法や薬物療法は副作用の可能性があるため、医師と相談しておこなうようにしましょう。

更年期専門の外来がある病院を選ぶと、治療法や悩みを相談しやすいです。

デリケートゾーンに不調が起きた場合は早めに病院で診てもらい、症状が悪化しないよう陰部を清潔に保つようにしましょう。

更年期について正しい知識を身につけておくことで、急な体の不調にも対処することができます。

体調に変化があっても、不安がらず落ち着いて気持ちを楽に過ごしましょう。

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