呼吸器内科
特徴
当院は、呼吸器疾患を主要診療科の一つとして標榜する国立病院です。
1996年国立療養所東松本病院と国立療養所城山病院との統廃合により設立され、結核を含む感染症、肺癌を含む肺悪性腫瘍、気管支喘息、慢性肺気腫、塵肺、肺線維症をはじめとする呼吸器疾患の高度専門医療を行なっています。
呼吸器外科、放射線科、リハビリテーション科と共同で集学的かつ包括的な呼吸器疾患の診断と治療を行なっています。
症例数、治療、成績
呼吸器科病床50症、結核病床50床。
外来患者数年間4、500人、一般呼吸器入院患者数450人、結核入院患者数170人。
肺癌は呼吸器科入院患者の70%を占めています。肺癌では、喀痰細胞診や肺生検(経気管支、エコー下、CT下)組織診断を行ない、CT、MRI、核医学検査で病気分類を行なった後、外科的切除、抗癌剤による化学療法、放射線治療、もしくは、最善の補助緩和療法など症例に応じて適切な治療法を選択しています。
患者さんおよび家族との数回の面談を通じてインフォームドコンセントを重視し、患者の治療への希望と生活に対する希望への配慮を行なっています。
新規抗癌剤の導入とCDDPに代えてCBDCAの併用により、3年生存を超える患者が外来、入院病棟に多数見かけられるようになった事は、肺癌治療への一筋の光明です。
結核は、排菌患者は隔離入院としており、抗結核剤による定型的治療を行なっています。結核病棟は、22床の陰圧室が完備され院内感染対策を考慮した、多剤耐性結核患者の加療をも含めた結核拠点病院となっています。治療初期2ヶ月間はできる限りピラジナミドを併用し入院期間の短縮に努めています。平均在院日数は結核病棟全体では4ヶ月を切っています。
気管支喘息に関しては、入院教育プログラムにより、ピークフローメーターと喘息日誌を用い病態の自己評価と自己管理方を身につけて頂いています。慢性呼吸不全(慢性閉塞性肺疾患、塵肺、肺線維症、陳旧性肺結核、肺癌などによる低酸素血症患者)の在宅酸素療法導入に際しても教育入院プログラムを取り入れています。
医療設備
- 高分解能CT
- MRI
- 核医学検査システム
- 精密肺機能検査
- 気道過敏性検査
- リニアック(放射線治療)
- 電子気管支ファイバースコピー
- 結核菌非定型抗酸菌DNA迅速検出
- 同定設備など。
診療実績(平成22年度)
入院患者数:298人
内訳
- 悪性腫瘍:78人
- 肺結核および肺外結核:63人
- 非結核性抗酸菌症:9人
- 間質性肺疾患:16人
- COPD他慢性呼吸不全:27人
- 急性肺炎・アスペルギルス症・急性および慢性膿胸などの感染症:63人
- その他(気管支喘息、自然気胸および続発性気胸、気管支拡張症など):36人
年間気管支鏡検査:150~200件
スタッフ
| 写真 | 氏名 (ふりがな) |
資格 | 専門領域など |
|---|---|---|---|
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小山 関哉 (こやま せきや) 臨床研究部長 昭和58年卒 |
日本呼吸器学会 日本アレルギー学会 日本内科学会 米国胸部学会(ATS) 欧州呼吸器学会(ERS) |
肺癌、肺結核、肺線維症、喘息 |
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早坂 宗治 (はやさか むねはる) 呼吸器内科部長 昭和63年卒 |
日本気管支鏡学会認定医 日本肺癌学会 日本内科学会 |
呼吸器一般 |
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坂口 伸樹 (さかぐち のぶき) 呼吸器内科医長 昭和63年卒 |
日本呼吸器学会 日本内科学会 日本病理学会専門医 |
呼吸器一般、呼吸器の病理学 |
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堀田 順一 (ほった じゅんいち) 呼吸器内科医師 平成8年卒 |
日本内科学会 日本呼吸器学会 気管支内視鏡学会 禁煙学会 呼吸器専門医 禁煙専門医 |
呼吸器全般 |
外来診療
| 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | |
|---|---|---|---|---|---|
| 午前 | 小山 関哉 吉川 佐和子 (禁煙外来) |
早坂 宗治 堀田 順一 |
坂口 伸樹 吉川 佐和子 |
小山 関哉 堀田 順一 |
早坂 宗治 坂口 伸樹 |





