薬剤科

有効かつ安全な薬物治療を目指します!

薬剤科の概要

薬剤科受付

 薬剤科では、薬剤師7名(治験主任1名、非常勤1名を含む)、派遣職員1名で構成され、有効かつ安全な薬物治療を目指し日々精進しています。
 尚、当院は、毎週火、木、金曜日と第2・5週目の土曜日、第1・2・4・5週目の日曜日に、小児二次救急の輪番当番を担当しており、薬剤科もそれに対応して業務を行っています。

院外処方箋の発行について

 当院では、厚生労働省の医薬分業の方針に従い、原則として『院外処方箋』に移行しました。

 院外処方箋のメリットとしては、

  1. 保険薬局へ病院備え付けFaxで処方箋を送信しますと、お帰りに立ち寄られた際には既にお薬ができていること。尚、Faxコーナー横には、各地区ごとの保険薬局の位置、Tel、Fax番号を記載した紙を掲示しています。
  2. 保険薬局では、患者さんが服用されるお薬の服用記録(薬歴)を作成し、複数の医療機関との重複や飲み合わせなどの管理をしていること。

以上、上記記載以外にも多数メリットがございます。
 ちなみに、院外処方箋の有効期限は処方日から4日以内となっています。
 どうぞ、ご協力お願い致します。

薬剤科業務内容

調剤業務

 当院では国の方針により院外処方箋の発行を致しました。これにより、院外薬局にてお薬を調剤して頂いています。
 現在では入院されている患者さんの調剤を主体とした業務、またそのお薬の指導(薬剤管理指導)を実施しています。患者さんに安心・納得した治療が受けて頂けるように病棟と協力し、努力しています。

調剤室

調剤室の一角、散剤を調剤する場所です。
(左下にある機械は散剤監査システムです。)

注射薬払出業務

入院している患者さんごとに注射箋記載薬剤を払出ます。
 この業務の最も重要なことは、薬剤師として薬剤混注時、混注後の安定性、他剤との配合変化等を検討解析し払出を行う点です。そのため、各製薬会社からの情報等を参考に迅速な情報収集を行っています。
 また、平成15年7月30日より改正薬事法が施行され、特定生物由来製剤を取扱う際は、使用データの保存が義務付けられ、データの保管・管理をしています。

無菌調剤業務

 当院の薬剤科には無菌室(クリーンルーム)があります。この部屋では、医師から調剤を依頼された患者さん、主に免疫力が極力低下している入院患者さん、同様に二次感染を誘発しそうな患者さんには、室内のクリーンベンチにて高カロリー輸液(IVH)、安全キャビネットにて抗癌剤の無菌的調剤を行っています。

無菌室入口

無菌室入口
右の装置は、空調等の制御機器

アルコールシャワー処理

室内に薬剤(補液、アンプル等)を入れる前には、アルコールシャワーにて処理します。

クリーンベンチ・安全キャビネット

右がIVH調剤のためのクリーンベンチ
左が抗癌剤調剤のための安全キャビネット

点滴剤

これから調剤する点滴剤

化学療法時に用いる抗癌剤は、細胞毒性が強いことと、油性のものが多いため調剤には多少技術を必要とします。

調剤している様子

抗癌剤を調剤している様子です。
注意力、集中力と大変神経を使います。

 調剤の際は、単に全てを混ぜるのではなく薬剤の安定性、相互作用、投与量等を十分検討解析の上調剤します。

医薬品情報管理業務

医薬品情報室
医薬品情報室

医薬品情報室
多種に渡って専門書が陳列しています。

 近年は、情報が溢れそれを迅速かつ正確に情報リスクがないよう伝達することは、大変困難を極めています。
 当院薬剤科では各製薬会社別添付文書集をはじめ、各種専門書、情報誌を多く備え、それらを迅速かつ詳細に各部署へフィードバックしています。

 薬剤科の概要にも記載した通り、当院は二次救急に対応しています。そのため中毒等で来院される患者さんに対しは、迅速に対応できるように情報等を整理しています。

薬剤管理指導業務

当院薬剤科では、積極的に病棟にて活動をしています。

 入院患者さんには、薬剤師が病室にてお薬の効能説明と服用の仕方、使用方法、注意点の説明や副作用が発現していないかどうか調べ、患者さんからの質問、要望にお答えします。  例えば、喘息患者さんを対象に吸入薬の取扱い機器の指導や、内服薬の指導を行ったりします。

 また、当院は結核病棟を有しています。
 二ヶ月に一回程度結核教室を開催しています。医師、看護師、薬剤師、検査技師が患者さんやご家族の方を対象に講演します。薬剤科ではお薬の重要性、副作用等、患者さんが納得するまで説明します。

 上記以外その他の重要な業務としましては、消毒薬の払出をはじめ、特殊薬の製剤、血液製剤、麻薬、向精神薬の管理と保管、医薬品情報収集と提供等、多忙な業務をこなしています。

 以上、簡潔でありましたがアウトラインを紹介しました。

★今後も薬剤科スタッフ一同は、日頃より患者さんが安心してお薬を服用でき、実際に患者さんの治療に対し役立つ薬剤師であるよう研鑽していきます。★